アンスリウム・クラリネルビウムは、有機物が豊富でpH 5.5-6.5の水はけは良いけれども湿潤な培地を必要とします。アンスリウム・クラリネルビウムは、水はけが悪いとすぐに腐ってしまう半多肉の気根を持っているため、ミズゴケやヤシの繊維などの水はけが良くて緩い用土を使用して植えるとよいでしょう。この用土の保水性を向上させるために、適切な園芸用土と有機物を加えることができます。適切な配合例としては、ミズゴケ1/2、ヤシの繊維1/4、園芸用土1/4を混ぜた用土などが挙げられます。また、アンスリウムやランに適した堆肥を購入することも可能です。鉢に水が溜って植物の成長を阻害することを防ぐために、年に1回植え替えて、少なくとも2年に1回土を交換した方がよいでしょう。