チョウセンミネバリは休眠期が終わる直前の冬の終わりや春の初めには剪定しないようにしましょう。樹液が多く流れ、切り口が見えていると産卵期にあるバーチボーラーを引き寄せてしまうからです。林冠全体の25%以上剪定すると、光合成をする面積が失われるため、自身の中で栄養素を合成できなくなり、その結果多くの場合木が枯れてしまうか、木の成長に深刻な影響があります。また、林冠の大部分がなくなると木の根元や根が日光に当たり過ぎてしまいます。
チョウセンミネバリは夏の終わりか冬の始めに剪定しましょう。正しい剪定は非常に効果的です。枯れてしまった枝や病気に感染した枝、密接した枝、そして林冠から飛び出している枝を落とすことで、木を健康にし、病気の感染を減らすことができます。また、林冠の美しさも増します。感染リスクを抑えるために枝を切るごとに剪定ばさみを消毒するようにしましょう。