よくある害虫と病気
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ケムシ/イモムシ
毛虫は蛾や蝶の多肉質の幼虫で、さまざまな色、模様、毛並みをしています。葉や花弁をかじって、大きく不規則な形の穴をあけます。
対処法: 毛虫は多種多様ですが、どの種も植物をかじるので、大量発生すると深刻な被害を与えることがあります。 重症の場合には次のよう処置を行ってください。 殺虫剤を塗りましょう。有機溶剤である、Bacillus thuringiensis (Bt) をスプレーします。Btは蛾や蝶の幼虫期にのみ作用します。効果を得るためには、毛虫がBtを取り込む必要があるので、必ず植物全体をコーティングしてください。これは他の昆虫に害を与えません。 チリエキスをスプレーしましょう。唐辛子の種を煮て、毛虫が嫌う辛みのあるスプレーを作ることができます。この混合物を植物にスプレーしますが、人間にとっても辛いので注意してください。 益虫を使用しましょう。寄生蜂のような毛虫を食べる害虫を庭に放してください。 軽症の場合には次のよう処置を行ってください。 手で摘みましょう。手袋を使って、植物に付いた毛虫を取り除き、石けん水の入ったバケツに移して処分します。 珪藻土を撒きましょう。人体には無害ですが、毛虫を刺激することができます。そのため毛虫は、移動や食事がしにくくなります。
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赤斑病
この感染が原因で植物に赤斑の斑点が発生します。
対処法: 赤斑病の症状が軽い場合は、治療しなくても問題ありません。しかし、葉の多くに斑紋ができてしまった場合には対処することをおすすめします。はじめのうちは自然農薬で対処し、必要に応じてより強力な合成化学殺菌剤を散布します。 自然農薬ではカビを殺せませんが、広がることを防げます。 小さじ1/2杯の重曹と小さじ1杯の液体石鹸を4.5リットルの水に溶かす。その混合液を入れたスプレーボトルで混合液が滴り落ちるまで葉の両面に散布する。既存の斑紋が大きくならず、新しく発生しなくなるまで、2週間ごとに繰り返す。 銅ベースの殺菌性石鹸を葉にスプレーし、葉の上面と下面をコーティングする。製品ラベルの指示に従って再塗布すること。銅は葉の表面に浸透し、胞子の発芽を防ぎ、カビが広がるのを防ぐ。 ラベルの指示に従って株全体に万能殺菌剤を散布すること。
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カミキリムシ
カミキリムシは中型から大型の昆虫で、非常に長い触覚と頑丈なアゴを持ちます。幼虫も成虫も木の幹をかじり、小さな丸い穴をあけます。
対処法: カミキリムシは世界各国に分布し、害が少なく対策の必要のない種も存在します。 カミキリムシの中には、侵入性害虫に指定されているものも存在し、堅木に甚大な被害を与えています。その場合には、以下の様な対策があげられます。 イミダクロプリド含有の殺虫剤を、説明書に従って土壌、又は幹に注入する。新しい組織に入りこみ、葉を食べる成虫を駆逐する。すでに幼虫が蔓延している木には効果は期待できないが、周辺の被害にあっている木からの蔓延拡大を防ぐことができる。 樹医に連絡をとり、適切な対処法を相談する。 カミキリムシを適切に対処する為には、エリア内全ての宿主植物に対策を施す必要がある。 自治体に連絡を取り、カミキリムシの対処をしてもらうことで蔓延を制御する。
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