多くの人がココ・マグノリア(トキワレンゲ)の若木や成長した状態の木を植えますが種から育てることも可能です。種の購入は難しいですが、もし既に育てている場合は魅力的な見た目の実を探し、種がまだ新鮮な状態である秋の初めの間に鞘を集めておきます。
赤いモクレンの実から種を取り出し、以下の手順に従って発芽させます。
1.種を一晩水に浸け、次の日に水から出して、粗布を使って種の外皮とこすり取ります。 2.湿った土が入ったポットに種を入れ、最大3か月間冷蔵庫で冷やします。
鉢植え、地植えのどちらも始められます。苗が出てくるまでは直射日光を避け、しっかりと水遣りをしましょう。ココ・マグノリア(トキワレンゲ)は初めの花が咲くまでに10-15年かかるので、種子からの栽培は決して短期で終わってしまうプロジェクトではありません。
ココ・マグノリア(トキワレンゲ)の親の品種が雑種だと、産まれてきた品種は純種ではなく、親にも似ていないでしょう。また、ココ・マグノリア(トキワレンゲ)は取り木で増やすこともできます。落葉樹の場合は、春と夏の間に軟木を用いた挿し木が可能です。常緑樹の場合は成長期後半の秋に半熟枝を用いた挿し木も可能です。