対処法: 葉が変形した植物を正常な状態に戻すには、次の手順に従います。 傷んだ葉を取り除く：十分な時間があれば、植物は自分の力で回復します。まずは植物が余計なエネルギーを消費しないよう、変形した葉を取り除きます。こうすることで健康な葉が成長するための場所も確保できます。 除草剤の使用をやめる：除草剤による影響の有無は判断が難しいですが、使用を中止、もしくはメーカーの指示にきちんと従うことで、葉の変形を予防できます。 殺虫剤を散布する：定期的に殺虫剤を散布し、害虫が葉に定着しないようにします。自然由来の優れた害虫防除法を実践してみましょう。 バランスの取れた肥料を与える：植え付け前にバランスの取れた肥料（有機肥料、化学肥料、どちらでも可）を使って栄養の不足や過剰を解決しておきます。肥料不足の兆候が見られたら、追肥をするようにします。 水やりの頻度を見直す：水やりの過不足によって葉が下向きに巻いている場合は、水やりの頻度を調整し、適度に湿っている状態（濡れた状態にはしない）を保ちます。 感染した植物を取り除く：ウイルス感染で植物が枯れた場合、再生させることはほぼ不可能です。他の植物への感染拡大を防ぐため、汚染された植物は取り除き、完全に廃棄します。

対処法: 赤斑病の症状が軽い場合は、治療しなくても問題ありません。しかし、葉の多くに斑紋ができてしまった場合には対処することをおすすめします。はじめのうちは自然農薬で対処し、必要に応じてより強力な合成化学殺菌剤を散布します。 自然農薬ではカビを殺せませんが、広がることを防げます。 小さじ1/2杯の重曹と小さじ1杯の液体石鹸を4.5リットルの水に溶かす。その混合液を入れたスプレーボトルで混合液が滴り落ちるまで葉の両面に散布する。既存の斑紋が大きくならず、新しく発生しなくなるまで、2週間ごとに繰り返す。 銅ベースの殺菌性石鹸を葉にスプレーし、葉の上面と下面をコーティングする。製品ラベルの指示に従って再塗布すること。銅は葉の表面に浸透し、胞子の発芽を防ぎ、カビが広がるのを防ぐ。 ラベルの指示に従って株全体に万能殺菌剤を散布すること。

対処法: 植食性昆虫は最初のうちは比較的無害だが、その後数週間で急速に増殖し、植物を完全に荒廃させる恐れがある。 重度な場合の対策として次の方法がある。 有機殺虫剤を散布する。有機溶液の場合は、ニームの種子に由来する化合物であるアザジラクチンの希釈混合物をの上下に散布する。 合成殺虫剤を散布する。 日産スピノエースなどのスピノサドを含む製品を散布し、葉の全面にかかるように注意する。 益虫を導入する。寄生バチやハナアブなど、植食性昆虫を捕食する益虫を導入する。 軽度な場合は、 感染した部位の剪定。植食性昆虫の損傷がある葉を取り除き、処分する。