よくある害虫と病気
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ケムシ/イモムシ
毛虫は蛾や蝶の多肉質の幼虫で、さまざまな色、模様、毛並みをしています。葉や花弁をかじって、大きく不規則な形の穴をあけます。
対処法: 毛虫は多種多様ですが、どの種も植物をかじるので、大量発生すると深刻な被害を与えることがあります。 重症の場合には次のよう処置を行ってください。 殺虫剤を塗りましょう。有機溶剤である、Bacillus thuringiensis (Bt) をスプレーします。Btは蛾や蝶の幼虫期にのみ作用します。効果を得るためには、毛虫がBtを取り込む必要があるので、必ず植物全体をコーティングしてください。これは他の昆虫に害を与えません。 チリエキスをスプレーしましょう。唐辛子の種を煮て、毛虫が嫌う辛みのあるスプレーを作ることができます。この混合物を植物にスプレーしますが、人間にとっても辛いので注意してください。 益虫を使用しましょう。寄生蜂のような毛虫を食べる害虫を庭に放してください。 軽症の場合には次のよう処置を行ってください。 手で摘みましょう。手袋を使って、植物に付いた毛虫を取り除き、石けん水の入ったバケツに移して処分します。 珪藻土を撒きましょう。人体には無害ですが、毛虫を刺激することができます。そのため毛虫は、移動や食事がしにくくなります。
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植物が干からびる
立枯病に感染したり、通常通りに季節的な休眠状態に入ったりすることで、植物全体が乾燥することがあります。
対処法: 干からびた株への対処法は原因次第で変わるため、対処法を決める前に原因を突き止める必要があります。 水遣りを調整する: 根の近くの土に指を入れます。完全に乾燥している、または水浸しのどちらかの場合、水遣りの頻度を状況に応じて調整する必要があります。 枯れた葉を剪定する: 茶色に変色した枝と葉を剪定して、新しい葉が成長する空間を作ります。これにより根は新しい茎に栄養を送るようになります。 適切な環境に移動させる。そうすることで、種に応じて日照を増加または減少させます。 与える肥料の量を減らす。肥料を与え過ぎてしまった場合、植え替え用の新しい土を使って鉢に植え替えるとよいでしょう。 待つ。 日照時間の減少と共に株が乾燥する場合は、株が休眠期に入ろうとしています。水遣りを減らして、株が新しく成長し始めるまで待ちましょう。
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黒斑病
病原体である黒斑病に感染することにより、葉に黒いシミや斑点が発生します。
対処法: 黒斑病に感染してしまった場合、以下のような対処方法があります。 感染した葉を剪定し、健康な葉に菌が広がらないように、別の植物に移動する際には10%希釈の漂白剤で消毒しましょう。 剪定した植物のくずは堆肥にせず、ごみとして廃棄してください。胞子が長期間土壌に残る可能性があるためです。 トリフロキシストロビン、クロロタロニル、マネブ、ミクロブタニルなどの認可された殺菌剤を使用してください。 殺菌剤を散布する際には、スプレッダーを使用するとより効果的です。
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葉腐病
この病原体により葉の腐敗が引き起こされます。
対処法: 細菌感染は、近くの健康な植物に広がり、屋内や屋外の広い範囲に影響が出る可能性があるため、早期に対処する必要があります。 軽度の場合:10%希釈の漂白剤で消毒した剪定ばさみなどを使い、感染した部位を剪定し、必ず別の場所に廃棄します。銅系の殺菌剤を使い、症状が出ていない葉や、周辺の土壌、植物を消毒します。製品ラベルに記載されている希釈倍数や使用方法などに従ってください。 重度の場合(植物全体の葉のうち半分以上に被害が出ている場合):感染した植物をすべて抜き取り、敷地外に廃棄します。銅系殺菌剤を使って周辺の土壌や植物を消毒します。製品ラベルに記載されている希釈倍数や使用方法などに従ってください。
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