挿し木をするのは、植物が十分に水分を含んでいる日がよいので、雨上がりや庭に水を撒いた直後に増殖する計画を立てるのがよいでしょう。また、親株が健康で傷みがなく、病害虫が発生していないことが望ましいので、すでにストレスを受けている株は増殖させないようにしましょう。葉挿しは春から初夏にかけて行うのが一般的ですが、ほとんどの植物（特に観葉植物）は一年中行うことができます。 鋭利なハサミまたはナイフ 希釈した漂白剤またはイソプロピルアルコールで道具の洗浄を行う 発根ホルモン 水抜き穴のある鉢または苗床トレイ 万能ポッティングミックスまたはシードスタートミックス ステップ1：ナイフで葉を1枚と、付いている葉柄を短く切り落とします。多肉植物など葉柄のない植物は、手で葉を全部折ってしまえば、葉の付け根から根が出てきます。下の方の老化した葉や上の方の柔らかい葉ではなく、株の真ん中から元気な葉を選びましょう。 ステップ2：葉柄の切り口を発根ホルモンに浸し、用意した用土に植えつけます。葉の付け根が土に触れるくらいが目安です。葉を密集させても害はありません。 ステップ3：挿し木をした後は、土が湿っていても水に浸からないように注意する必要があります。 ステップ4: 約2～3週間で、葉柄の根元に少なくとも1つ（場合によってはそれ以上）の新しい植物が形成されます。 アフリカスミレ がかなり強い根を張り、葉を出し始めるまで待つとよいでしょう。そうなったら、鉢植え用のミックスを入れた別の容器に株分けをします。植え付け時には、根が土に埋まっていることが必要です。この方法で増殖できる植物のほとんどは、コンテナ植物として育てられますが、庭に移す場合は、植物が現在のコンテナを卒業したとき、または翌年の春に移すことができます。