タマサンゴ(玉珊瑚)とその毒性
* 毒性および危険性についての評価は、ご参考情報としてのみご利用ください。当社はこの評価の正確性を保証しておりません。従って、この評価に依存した判断はされないようにお願いします。必要に応じて、事前に専門家の助言を得ることが重要です。
人間への毒性が高い
タマサンゴ(玉珊瑚)は、子供が実を誤食して死亡した事例が知られているなど、場合によっては重篤な状態に陥る危険があります。植物全体にソラニンやアルカロイドなどの毒が含まれていますが、未熟な果実は特に有毒です。食べた場合には、吐き気・嘔吐・よだれ・眠気・腹痛・頭痛・心拍数の増加・発汗・瞳孔散大・発熱・下痢・せん妄・幻覚・麻痺・脱力感・胃腸障害・呼吸抑制といった症状が出る恐れがあります。人によっては、接触により、皮膚のアレルギー反応が出る可能性もあります。
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犬に有毒
タマサンゴ(玉珊瑚)植物は犬に対して中程度から重度の毒性があります。あなたの犬がこの植物のいずれかの部分を摂取したと思われる場合は、獣医に連絡してください。葉はやや有毒ですが、その小さな果実は最大の危険であり、犬にも最も頻繁に食べられます。より軽度の場合、摂取は単純な胃腸の苦痛を引き起こす可能性があり、しばしば下痢、嘔吐、および/または一般的な無気力を伴います。より重症の場合、呼吸困難、けいれん、および循環器系および/または呼吸器系の完全な停止が生じる可能性があります。
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猫に有毒
タマサンゴ(玉珊瑚) ( Solanum pseudocapsicum )は猫に重篤な病気を引き起こす可能性があるため、猫がアクセスできる場所に配置しないでください。症状は、軽度の異常なよだれや胃潰瘍から身体的ショックまでさまざまであり、真剣に受け止める必要があります。猫がこの植物を食べたり遊んだりした疑いがある場合は、獣医に連絡して、さらなる病気を防ぐための医学的アドバイスと治療を受けてください。
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