よくある害虫と病気
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開花してすぐにしおれてしまう
花がしおれる原因はさまざまです。
対処法: 土や鉢植え用の培養土をチェックしましょう。粒子が粗いざらざらした土だと水が早く抜けてしまうので、水分を十分に吸収できなきないことがあります。土や根がとても乾燥しているようであれば、水分を保持できるミズゴケや、他の培養土などを加えましょう。 水やりは、植物品種毎に、それぞれ推奨されている方法で行ってください。 湿度が低いときは、霧吹きで定期的に水をかけたり、加湿器の近くに置いてあげると良いでしょう。他の植物のそばに置いておくのも効果的です。 温度、湿度、照明などの室内環境を一定に保ちましょう。通気口やヒーター、エアコンの近くには置かないようにし、温度によるショックを受けるような場所には移動させないようにしましょう。多くの植物にとって、高温で乾燥した状態や冷たい風は問題となります。 特に、屋外に置かれている植物の場合は、熱や日差しがストレスになっている可能性があります。日陰のある場所に動かしてあげましょう。
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立ち枯れ病
環境の急激な変化や、植物が通常の開花期を終えたために、花が乾いてしまうことがある。
対処法: 花が枯れてしまうのが加齢による自然な現象であれば、その過程を遅らせたり止めたりする方法はありません。植物内のホルモンがいったん老化プロセスを開始すると、それを元に戻すことはできないのです。 水不足の場合は、室温の雨水、ボトルに入れた湧水、ろ過した水道水などを用いて、すぐ水やりをしましょう。余分な水が鉢植えの底から出てくるまで水を与えましょう。地上に植えてある植物の場合は、土が浸水するまで水を与えますが、表面には水が溜まらないようにしましょう。 栄養不足の場合は、粒状または水溶性の液肥を使用しましょう。推奨量の約半分を土にまくことが最善です。葉につけないように、また、粒状のものは土へよく染み込むようにしてください。 植物が細菌や真菌に感染した場合、病気の植物を治す治療法はありません。最も良い方法は、感染した植物を取り除き、敷地外に廃棄してしまうことです。決して堆肥には入れないでください。
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炭疽病
炭疽病が原因で葉と茎灰褐色で周りが黒色の斑点が発生します。
対処法: 数枚の葉に症状が見られる程度の、深刻度の低いケースでは以下の方法を推奨します。 病状のある葉を取り除く。剪定ばさみを使用し、斑点の生じた葉を除去する。感染拡大を避ける為、剪定した葉は廃棄する。 植物の残骸を取り除く。感染拡大を抑制する為、植物周辺の残骸や雑草を除去する。 複数枚の葉に大きなシミが見られる程の、深刻度の高いケースでは以下の方法を推奨します。 殺菌剤を使用する。殺菌剤では現行の感染を治療することはできませんが、炭疽病の、他の部位への感染拡大を防ぐことが出来ます。乾燥する季節の前に、説明書に従って殺菌剤を使用する。銅、ニアンモニウム、二酢酸塩含有の殺菌剤が特に有効。
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