ブルセヤ・ジャバニカ
Brucea javanicaは樹高が最大で6 mほどになる低木〜小高木です。小さな花(直径1.5 〜 2 mmほど)は、緑がかった白〜緑がかった赤、または紫で、円錐花序(えんすいかじょ:花をつける茎や枝が多数分岐して全体が円錐状になるもの)を構成しています。葯(やく:おしべの先端の花粉をつける部分)は通常赤いです。果実は核果(かくか:一般的にイメージする果実のような、果肉が1個の固い核を包んでいる果実のこと)で、5 mmほどの大きさです。熟すと黒っぽい灰色になり、乾燥するとしわしわになります。種子は白っぽい黄色で油膜に覆われています。葉は複葉(ふくよう:葉の形態で、葉から分化した小葉を複数もつもの)で、小葉は3〜15枚、一般的には7~9枚です。形は卵形〜披針形(ひしんけい:笹の葉のように細長く、付け根のほうがやや広く先がとがった形)で、鋸歯状(きょしじょう:縁がぎざぎざであること)です。