カロデンドラム・カペンセ
高さ18メートルになる半常緑性高木。枝は密生し、樹冠は球形となる。樹皮は灰色で平滑、まだら模様や筋がある。 葉は対生で平滑、(広く)長円形あるいは披針形で基部は楔形-細くかつほぼ心臓形、先端は尖形か鈍形、葉縁は波状、有柄。大きさは6-17×3.5-10センチメートル、若いうちは(放射状)有毛であるがやがて無毛となる。 花は頂生つまり枝先につき、まばらな円錐花序、ピンク色から藤色の大型で香りのある花を多数つけ、15センチメートル以下。花弁は5枚で、反曲し、紫色の斑紋が見られ、長さ20-33ミリメートル。雄蕊(おしべ)は10本で淡青色、5枚の偽弁花は細く、赤い斑点がある。 果実は蒴果で丸く径3-5センチメートル、いぼ状の刺に覆われ木質、ざらざらしており、5裂する。 種子は黒い。