ワタクヌギ
樹皮はコルク層が発達し、深い割れ目ができるが、ヨーロッパ・北アフリカに分布するコルクガシほどではない。 葉の裏には星状毛があり、白っぽく見える。 花期は4-5月頃で、雌雄異花。雄花はタン黄色で新枝の葉の付け根から10 cm程の房になり下がる、雌花は新枝の上の方に1個ずつ付く。 果期は9-10月頃で、堅果(ドングリ)が殻斗に包まれており、クヌギの堅果とよく似ているが、クヌギよりは殻斗は浅く、楕円形のものが多い。クヌギとの見分け方 樹皮のコルク質がより発達している。 葉がやや幅広であるものが多く、裏が白っぽい。 殻斗だけで見分けることは困難。