ヒメツバキ属

イジュ は原産地では高地の森林に自生し、建築や家具などの用材として利用されます。熱帯性植物のような雰囲気を持ち、庭木として育てることもできます。

シマアルゼンチン は、光沢のある銀色の葉が特徴的な常緑樹で、光を受けて微妙なきらめきを放つ。花粉媒介者を惹きつける、白く芳香のある花を咲かせることもある。自生地の森林によく見られる、水はけのよい酸性土壌で生育する。丈夫な性質で、日当たりから日陰まで様々な光条件に適応し、その回復力と観賞価値の高さに貢献しています。

常緑性の高木で、低木状にも生育するが、高さ10 m以上になることもある。若枝には当初は白い絹毛が密着して生えるが、後に無毛となる。葉は互生し、特に成木では枝先に集まって束生となる傾向がある。葉は披針形から楕円状披針形、あるいは卵形から倒卵形と形にかなり幅がある。長さ8 〜 13 cm、幅2 〜 3.5 cm。先端は普通に尖るか、やや尾状に伸び、基部は次第に狭くなって葉柄に流れる。葉は中脈でわずかに二つ折りになる。葉の縁は前縁から鋸歯縁まで、表面はつやのある緑、裏はかすかに白い粉を捲き、両面とも無毛。 花弁は5-6枚、白くて大きく開く。花の径は約5 cm。花弁は広卵形で浅いお椀状で先端は丸く、基部では互いに少しだけ合着し、ここに多数の雄蘂が合着している。果実は偏球形で径2 cm、熟すると5裂して種子を出す。種子は扁平で長さ8 mm、翼がある。